2014年9月11日木曜日

毎年夏の恒例になりつつある、新潟練にいってきました!
その前の週の練習では、平日やっているフィジカル強化トレの疲れを残してしまってgdgdの結果。今回はきちんと金曜日土曜日と休息を入れての参加です。

会場は新潟は胎内スキー場、主催は我がモトジムカーナレーシングチームHUNTERの新潟支部! 関東を中心とするHUNTER本店よりアホさと勢いでは現状勝っているのが、この新潟支部です。近寄ると怪我するか病気がうつるぜぇー。

今回のスペシャルゲストは、世界で一番現役生活の長いキングオブモトジムカーナことSKT選手! 講師として参加者にアドバイスをくれるのです!
んで、そのおまけでHUNTER代表、その嫁にして現状現役最速女子の覇王痢、B級最速(だった)JPNKが参戦。おまけのおまけでC1の俺とCBR400R砂蔵、HUNTER期待の新人フジエダの駄駄打がお茶を濁しに参戦です。

で、本店から遠征の我々は(特に俺は)、至れり尽くせりのリゾートなのでした。
前日から砂蔵の家に行き、牛スジカレーと日本酒!
犬と戯れ、健やかに寝坊して、砂蔵の新トランポNV様にCRFを突っ込み、いざ出発。
昼飯は赤城高原PAで水沢うどんと舞茸天♪
現地宿泊はばぶりーなホテルでリッチなディナーで、キングSKTご夫妻とも色々お話でき、
腹が満ちたらホテルの部屋に新潟HUNTER勢も合流して、酒POWER!
お休みなさい→5分寝たかな?ぐらいの気分で起きたら朝という熟睡ぶり。
朝飯は腸広い食堂で和洋バイキング……
しあわせすぎる…

練習は?
は!!
練習はしました! 今回の新潟練は参加者をジムカーナ練習とライスクの二部門にわけ、前者はタイムアタックコースとセクション練習。セクション練習ではキングSKT選手が8の字中心で色々教えてくれるものと、B級JPNK選手がトライカーナ(パイロン4本を使った巨大8の字)を担当、んで産廃は規制8の字を担当です。
後者の方は急制動、目標制動、コーススラロームなどをレクチャー。
例によって産廃セクションの目標は、フルロックに頼らず進入速度を下げず、早めに一気にフルバンクで「全体の速度を向上する」練習です。てか、俺はこれ以外教えられないしね。

だが今回の新潟練には大事な大事な裏目的があったのです。
それが……
新潟から姉妹でモトジムカーナに参戦している女子高生&女子中学生コンビ・SSOK姉妹の調教です!

どーん
日本に二台しかないモトジムカーナCRF150Rだず

なんと姉ちゃんのSSOK姉C2シードは、今シーズンから産廃号と同じCRF150Rで参戦。しかも今回の練習までに産廃号と同じ製作所で前後12インチ化加工を済ませてシェイクダウンなのです。
SSOK妹も某社ミニMXer製作中なのですが、こちらは間に合わずこれまでの戦闘機KSRで参戦。

カッコイイ! 日本で二台しかないモトジムカーナ戦闘機です。

で、早速姉妹にレクチャー。
ジムカーナの練習では、1日の練習で1つのことを覚えて帰ろう!なんてことを我がチーム代表は言います。
実際、1つのことも覚えて帰れないことも多いので、これは金言。
だが未成年は違う!
あける場所、閉じる場所、寝かせる場所、寝かせる量、体のこなし
指摘すると、その場でやってしまう。
言ったことが、すぐその場でできてしまう。
この柔軟さが、俺にも欲しい!! じゃなくて、すばらしい。そして俺にも欲しい。
鬼気迫る姉妹8の字トレインを見ながら思うのでした。
本気で続ければ、来年末には抜かれそうだな。。。。。。。。。

その他参加者、皆熱い。
特に熱かったのは、というか毎度熱いのは、ハヤブサで参戦中のハヤブサ選手(おい)です。
10Rとかに乗り換えれば即シードというか、C1には来るだろうという実力に、ハヤブサという猛烈なハンディキャップ! その巨体を容赦なく寝かせ、容赦なくあける姿は、もはや職人芸。
いったい彼はこの日、何度「乗り換えるとか考えないの?」って言われたのでしょうか。
俺だけでも10回ぐらい言いましたが、決意は固いようでした。
「これでシードにあがる!」
すばらしい! すばらしいシンパシーを感じます。
SRXでC1まで上がり、大金注いでも結果が出なくなり、メンタル不調をきたすほど悔しい思いをしてSRXを封印した俺です。その気持ち痛いほどわかります。
ならばよし。その心バッキリ折れるまで、やり尽くすがいい!!!!
そして、HUNTER新潟に入るのだ!(違

そんなこんなで講習をし、昼飯(これまた新潟支部のゴチ!)から午後は選手によるタイムアタック模擬レースというメニューなのですが。。。。
ちょっと待て、午前からデモラン予定の選手がコースを走っているぞよ!?
ちょっとまったああああ!
コースウォーク→本場2本じゃないと、デモランにならないんじゃねえの?
見れば、率先して走っているのは……
HUNTER新潟唯一のB級にして今年ノリノリの、
ホイールクラッシャーちゅうきち!
明らかにデモランのトップタイム狙ってやがる。おとな毛が一本も生えてません。
とりあえず大人のはずの他選手たちは……
「コースの感じつかむだけ」「流してコース覚えるだけ」「コースウォークしてないから」とか言いつつ、
やっぱりコースイン。キングSKT選手ですら!!!
結局大人の毛が生えている人は一人もいないのでした。
俺も2本だけ、流してコースの感じを掴むだけという言い訳を実行。

正直、肝っ玉が冷えました。
結局午後のデモランは、本コースちょっと練習走行後のバトルとなりましたが。。。。

結局トップタイムは、キングSKT選手! キングは2ヒート目のラストに痛恨の転倒を喫すも、ちゅうきち選手は2ヒート目に想定トップタイムを出しながらゲートセクション出口でミスコース! このふたりに続くは、本店代表たびー選手、四番手に俺様、僅差で先日公式戦でB級最速となりながらも次の大会でWミスコースという美味しさいっぱいのじゃぽにか選手がつけました。
CRF的には2速に入る部分がほとんどなく、270度以上のターンや回転が多いため、いわゆる「こーいうこーすが出たら昇格できそう」なコース。んなコースでリッターネイキッドのSKT選手から1秒落ちじゃ、お話にならないんだけど、まあこの手のコースが本大会で出たとして105%台でギリギリ昇格できないって感じじゃないでしょうか。ふん

そして、午後の練習では大変ショッキングな出来事もありました。
SSOK姉号に乗らせてもらうと……
なぜ!?
俺のCRFよりサスの動きがいいのはなぜ!?
仕様は同じラージボディベース
フロントは産廃号はハードバネにリバルブ。
リアは同じくMXバネの5.2。
姉号はまたがった感じでヘッドが高く車高が非常に低い印象なんだけど、乗り出すとすごく安定的に地面に吸い付くような走りなのです。
で、観察の結果、その差はリアのイニシャル量。
また詰めの甘さが出た感じ。7.0のハードスプリングからノーマルにレートダウンした際、自分はとりあえずMXの標準サグ量である85mmを基準にしました。ちなみにハードのときも同じサグ量。ロードでハイグリップタイヤで乗る訳だから、ジムカーナではMXよりサグ量を減らす方向だと思ってたのです。で、腰が砕けるようならイニシャルをもっとかけてやればいいと思っていた。
これが間違いだった模様。
そこからキングのアドバイスを受けて(贅沢~)、姉号と85mmの中間ぐらいにイニシャルを抜いてみたら、やっぱり悪くない! 
結果、CRFジムカーナ仕様はMXと同じリアバネで、MXよりイニシャルを抜くということになりました。
のぉおおお。
これからまたセッティングやりなおさないと。まずこの車体でのベストのサグ量をみつけるまで試行錯誤です。
そんで伸びきりにあんま余裕が出るようなら、まさかのリアもストロークカットかなあ。。。
ホイール戻せばMXって仕様のままでいきたいんだけど。

そんなこんなで、大変勉強になる新潟遠征は終わったのでした。
ああ
練習が足りなすぎる
今はひたすらフィジカルの時期と考えておこう。


0 件のコメント:

コメントを投稿