2014年9月11日木曜日

毎年夏の恒例になりつつある、新潟練にいってきました!
その前の週の練習では、平日やっているフィジカル強化トレの疲れを残してしまってgdgdの結果。今回はきちんと金曜日土曜日と休息を入れての参加です。

会場は新潟は胎内スキー場、主催は我がモトジムカーナレーシングチームHUNTERの新潟支部! 関東を中心とするHUNTER本店よりアホさと勢いでは現状勝っているのが、この新潟支部です。近寄ると怪我するか病気がうつるぜぇー。

今回のスペシャルゲストは、世界で一番現役生活の長いキングオブモトジムカーナことSKT選手! 講師として参加者にアドバイスをくれるのです!
んで、そのおまけでHUNTER代表、その嫁にして現状現役最速女子の覇王痢、B級最速(だった)JPNKが参戦。おまけのおまけでC1の俺とCBR400R砂蔵、HUNTER期待の新人フジエダの駄駄打がお茶を濁しに参戦です。

で、本店から遠征の我々は(特に俺は)、至れり尽くせりのリゾートなのでした。
前日から砂蔵の家に行き、牛スジカレーと日本酒!
犬と戯れ、健やかに寝坊して、砂蔵の新トランポNV様にCRFを突っ込み、いざ出発。
昼飯は赤城高原PAで水沢うどんと舞茸天♪
現地宿泊はばぶりーなホテルでリッチなディナーで、キングSKTご夫妻とも色々お話でき、
腹が満ちたらホテルの部屋に新潟HUNTER勢も合流して、酒POWER!
お休みなさい→5分寝たかな?ぐらいの気分で起きたら朝という熟睡ぶり。
朝飯は腸広い食堂で和洋バイキング……
しあわせすぎる…

練習は?
は!!
練習はしました! 今回の新潟練は参加者をジムカーナ練習とライスクの二部門にわけ、前者はタイムアタックコースとセクション練習。セクション練習ではキングSKT選手が8の字中心で色々教えてくれるものと、B級JPNK選手がトライカーナ(パイロン4本を使った巨大8の字)を担当、んで産廃は規制8の字を担当です。
後者の方は急制動、目標制動、コーススラロームなどをレクチャー。
例によって産廃セクションの目標は、フルロックに頼らず進入速度を下げず、早めに一気にフルバンクで「全体の速度を向上する」練習です。てか、俺はこれ以外教えられないしね。

だが今回の新潟練には大事な大事な裏目的があったのです。
それが……
新潟から姉妹でモトジムカーナに参戦している女子高生&女子中学生コンビ・SSOK姉妹の調教です!

どーん
日本に二台しかないモトジムカーナCRF150Rだず

なんと姉ちゃんのSSOK姉C2シードは、今シーズンから産廃号と同じCRF150Rで参戦。しかも今回の練習までに産廃号と同じ製作所で前後12インチ化加工を済ませてシェイクダウンなのです。
SSOK妹も某社ミニMXer製作中なのですが、こちらは間に合わずこれまでの戦闘機KSRで参戦。

カッコイイ! 日本で二台しかないモトジムカーナ戦闘機です。

で、早速姉妹にレクチャー。
ジムカーナの練習では、1日の練習で1つのことを覚えて帰ろう!なんてことを我がチーム代表は言います。
実際、1つのことも覚えて帰れないことも多いので、これは金言。
だが未成年は違う!
あける場所、閉じる場所、寝かせる場所、寝かせる量、体のこなし
指摘すると、その場でやってしまう。
言ったことが、すぐその場でできてしまう。
この柔軟さが、俺にも欲しい!! じゃなくて、すばらしい。そして俺にも欲しい。
鬼気迫る姉妹8の字トレインを見ながら思うのでした。
本気で続ければ、来年末には抜かれそうだな。。。。。。。。。

その他参加者、皆熱い。
特に熱かったのは、というか毎度熱いのは、ハヤブサで参戦中のハヤブサ選手(おい)です。
10Rとかに乗り換えれば即シードというか、C1には来るだろうという実力に、ハヤブサという猛烈なハンディキャップ! その巨体を容赦なく寝かせ、容赦なくあける姿は、もはや職人芸。
いったい彼はこの日、何度「乗り換えるとか考えないの?」って言われたのでしょうか。
俺だけでも10回ぐらい言いましたが、決意は固いようでした。
「これでシードにあがる!」
すばらしい! すばらしいシンパシーを感じます。
SRXでC1まで上がり、大金注いでも結果が出なくなり、メンタル不調をきたすほど悔しい思いをしてSRXを封印した俺です。その気持ち痛いほどわかります。
ならばよし。その心バッキリ折れるまで、やり尽くすがいい!!!!
そして、HUNTER新潟に入るのだ!(違

そんなこんなで講習をし、昼飯(これまた新潟支部のゴチ!)から午後は選手によるタイムアタック模擬レースというメニューなのですが。。。。
ちょっと待て、午前からデモラン予定の選手がコースを走っているぞよ!?
ちょっとまったああああ!
コースウォーク→本場2本じゃないと、デモランにならないんじゃねえの?
見れば、率先して走っているのは……
HUNTER新潟唯一のB級にして今年ノリノリの、
ホイールクラッシャーちゅうきち!
明らかにデモランのトップタイム狙ってやがる。おとな毛が一本も生えてません。
とりあえず大人のはずの他選手たちは……
「コースの感じつかむだけ」「流してコース覚えるだけ」「コースウォークしてないから」とか言いつつ、
やっぱりコースイン。キングSKT選手ですら!!!
結局大人の毛が生えている人は一人もいないのでした。
俺も2本だけ、流してコースの感じを掴むだけという言い訳を実行。

正直、肝っ玉が冷えました。
結局午後のデモランは、本コースちょっと練習走行後のバトルとなりましたが。。。。

結局トップタイムは、キングSKT選手! キングは2ヒート目のラストに痛恨の転倒を喫すも、ちゅうきち選手は2ヒート目に想定トップタイムを出しながらゲートセクション出口でミスコース! このふたりに続くは、本店代表たびー選手、四番手に俺様、僅差で先日公式戦でB級最速となりながらも次の大会でWミスコースという美味しさいっぱいのじゃぽにか選手がつけました。
CRF的には2速に入る部分がほとんどなく、270度以上のターンや回転が多いため、いわゆる「こーいうこーすが出たら昇格できそう」なコース。んなコースでリッターネイキッドのSKT選手から1秒落ちじゃ、お話にならないんだけど、まあこの手のコースが本大会で出たとして105%台でギリギリ昇格できないって感じじゃないでしょうか。ふん

そして、午後の練習では大変ショッキングな出来事もありました。
SSOK姉号に乗らせてもらうと……
なぜ!?
俺のCRFよりサスの動きがいいのはなぜ!?
仕様は同じラージボディベース
フロントは産廃号はハードバネにリバルブ。
リアは同じくMXバネの5.2。
姉号はまたがった感じでヘッドが高く車高が非常に低い印象なんだけど、乗り出すとすごく安定的に地面に吸い付くような走りなのです。
で、観察の結果、その差はリアのイニシャル量。
また詰めの甘さが出た感じ。7.0のハードスプリングからノーマルにレートダウンした際、自分はとりあえずMXの標準サグ量である85mmを基準にしました。ちなみにハードのときも同じサグ量。ロードでハイグリップタイヤで乗る訳だから、ジムカーナではMXよりサグ量を減らす方向だと思ってたのです。で、腰が砕けるようならイニシャルをもっとかけてやればいいと思っていた。
これが間違いだった模様。
そこからキングのアドバイスを受けて(贅沢~)、姉号と85mmの中間ぐらいにイニシャルを抜いてみたら、やっぱり悪くない! 
結果、CRFジムカーナ仕様はMXと同じリアバネで、MXよりイニシャルを抜くということになりました。
のぉおおお。
これからまたセッティングやりなおさないと。まずこの車体でのベストのサグ量をみつけるまで試行錯誤です。
そんで伸びきりにあんま余裕が出るようなら、まさかのリアもストロークカットかなあ。。。
ホイール戻せばMXって仕様のままでいきたいんだけど。

そんなこんなで、大変勉強になる新潟遠征は終わったのでした。
ああ
練習が足りなすぎる
今はひたすらフィジカルの時期と考えておこう。


2014年8月18日月曜日

お盆練→フィジカル強化

7月の仕事地獄&2連続欠場の惨事から開放されたものの、もう既に8月も半ば。
○月までに昇格しなければ○○する
という具体的自虐目標を掲げていた時代には考えられないですが、そういうペースです。

ちなみにノービス時代、初出場が1月で、その年内にC2昇格できなければ、
俺は翌シーズン全戦メイド服の着ぐるみで走らなければならなかったらしい。

ノービス当時のライトケース


先日行われたチーム合同練習では、トップ比104%台。2速を多用するコースでしたが回転が多く、とにかく回転でタイムを削ることに集中して走ったので、大会でこの結果は出ない感じです。
転倒も多くそのつど車体調整で、結局他の選手の半分も走れなかった。

練習量が圧倒的に足りてないのは確かですが、なんとなくこのまま毎週末きっちり練習できていたとしても、余裕でB昇格ってラインにはならない気がします。

で、懸案項目を挙げると……。

まず、圧倒的にフィジカルが足りてない!!!!
元々自分は考えてバイクに乗るセンスというのがなく、逆にノービス時代から転倒やフルバンクに対する恐怖心などがあまりなくて、
「ラインとかマシンメイクとかどうでもいいから、身体でいっちまえ!!」
というタイプでした。
SRXでジムカーナに参戦する際には11kg体重を落としましたし、
TYZM時代にはまず大胸筋をつけるところから始めました。
だが、今どうよ? ぶよぶよの腹! 薄い胸板! 
あるかわからん僧坊筋、跳ね返ってこない二等筋!
正直、スポーツやるからだじゃないし、最悪なのが心肺の衰え。
この季節、1分半のコースを3本走るだけで、もうタイム落ちます。

もうひとつの懸案は、リアショックをソフトにしてスイングアームが入るようにしたことで、
余計に目立つようになったフロントのストローク量。
通常ロードでモッサーを走る場合はストロークカットをしますが、今回150Rではしていない。
つまり、現状のCRFは前後モトクロスバネにリバルブをしただけの状態です。
理由は・・・・・・
ストロークカットした結果、乗り味が「面白くなくなる可能性がある」から。
おい、タイム関係ないじゃん。
ただ、A級熊のWR450のストローク比(0G→1G→1G’→走行G)を計ってもらって
自分のと比べると……。
産廃号150R、とんでもない無駄ストロークです。


以上2点がすぐに思いつく懸案点です。
ということで、目標を立てました。

フィジカルについては、エアロバイクとウェイトを中心に、今年末までに作り直します。心肺機能回復と、体重も10は落としたい。体重については目標が達成できたら、B級で一番美味い肉を用意できるチームRISEの代表が、ただで肉を腹いっぱい食わせてくれるらしい。
年内10ってことは、1ヶ月で2kgちょっと。これを食事制限せずにやるのが目標です。
今回はLSD(低負荷長時間)に加えて積極的にインターバルトレーニング(高負荷→低負荷)を入れることにしました。
ちなみに前回11kgは3ヶ月で落としましたが、これは食事制限(蕎麦食中心)と毎週末のサーキットひたすら走りこみ(LSDに当たると思われる)です。
やれるのか? やらねばね。

フロントのストロークについては、もう1セットフォークを入手して、WRの比率を参考にソフト目で作ってもらうことにします。現在フォークの出物がないけど、印象は現状のレートの感覚を残しつつ、無駄ストロークだけちょうど良くなくなる感じ。
フォークが手に入ったら前回同様ブリッツシュネルにお願いするつもりです。

さてこのモチベーションを維持するためには、何よりも仕事が激務になりすぎないことと、奥様の健康維持・管理が第一条件です。
人生のプライオリティの中で競技が下位にきてしまった今だからこそ、頭使って努力しないと駄目なんですよね。
頭使うの好きじゃないというか、仕事以外で頭使うのがもー嫌なので、とりあえず走りこむことにする!!

2014年8月11日月曜日

しごととじむかーなとナントカ練講師

J杯でミスしなければBとか言っておきながら狼がくるぞーくるぞー

狼がキタ!!!!!!!!

じゃなく、仕事が来ました。
J杯前日のJ練→そのまま仕事の打ち合わせ→仕事の進行が想像以上に短縮の御報せ

この糞狼!
頑張って進行どおりに仕事を終わらせましたが、なんとJ杯どころか翌週D杯まで欠場ということになってしまいました。B昇格ってなんだっけ。

まあ、これまでも年に1回2回は仕事で休戦はあったのですが、僕の仕事というのはものすごく精神力(と時間)を使うもので、こういう状態になると
布団→起きる→仕事部屋→飯→仕事部屋→~~~→布団
という生活が続きます(自宅自営業)。
移動時間中も飯中もずっと頭の中で作業をしていて、机に向かってどばーみたいな感じ。
なのでどういうことが起きるかというと。。。

仕事が明けると、記憶&時間感覚の喪失

毎度のことですが、三日前のことが5時間前のことのように感じたり、一ヶ月前のことが去年のように感じたり、要するに記憶がすっぽ抜けるわけです。ただでさえ記憶力が鶏なのに。

結局7月末までこの状態は続き、月末土曜に3時間ぐらい練習しただけで、お盆突入!
言い訳だけはA級です。

~~~~~~

こんな状態で申し訳ない気持ちたっぷりで、今日は競技会の哀怒瑠にして永遠の18歳黴少年ぴーちゃん主催のナントカジムカーナ練習会で講師をさせていただきました。
講師は俺だけC1。
俺だけ練習していない人。
いいんです。
ノービス選手に「こいつなら頑張ってれば抜ける」と思わせるのが俺の役割。
前日の天気予報で台風上陸ほぼ確定な感じだったので、
ミニバイクの必殺技レーシングレインを履いておきました。

全 滅 さ せ て や る !

さて今回はウェットというか半分水没状態での練習です。
怖いです! 怖いけど、勉強になるのがウェットです。
ウェットで8の字を書いて、加速区間でズバっと開け滑りしてしまうことってあると思いますが、
その理由はなんでしょう?
荷重ができてない
開けすぎ
タイヤが糞
路面が糞
色々な原因はありますが、そのうちのひとつが
「減速しすぎているから」
です。旋回脱出時に減速しすぎているから、取り戻そうとして開けて滑る。
ということを中心に、いつもどおりのことを講習してきました。
旋回の末尾で速度が足りなくなる理由は、ブレーキングが早いから、タイトに入っているから、バイクが直立状態でブレーキングを終わらせてしまっているからなど様々な原因がありますが、コツとしては
「アクセルを閉じた瞬間がバイクの寝る瞬間!!といういめーじ」
「左右をあまり規制されない限りはとにかくコース一杯一杯を使う気持ちで!!といういめーじ」
です。

C1風情がえらそうに語ってやったぜ!!!


~~~

で。
全滅を胸に秘めて挑んだ講師のデモランでは!!!
A級熊に
撒けました巻けました蒔けました。負って漢字を書きたくない。ファっ熊

やっぱりシフトアップダウンがまだうまくできていなくて、
しかもエアクリエレメントが水を盛大に吸っていて、バイク進まない~~~~
全開にしてるのに~~~ってミニバイクの嫌味みたいですが、嫌味です。
その他の講師は抑えた模様。
でも4本走って体力限界。もう、明らかにフィジカルが足りてないです。

~~~~~~

最後はお楽しみの勢いあるノービスウォッチ(実はこれが一番楽しみ!)ですが、
眠いので省略おい! おい!

トップタイムは、我が650Rの後継者、あほ枝ことふしえだ君です。
まじ、惚れ惚れするほどカッコいい! 馬鹿開け! クラッチ下手! 転びすぎ!
このあほに産廃号650Rを譲って本当に良かったと思いました。

二番時計は、我がHUNTERの新人カレシの中の何かの人! 
ヒヨってんじゃねえぞ!とか野次飛ばしつつ、あんなでっかいバイクで雨の中あんなに走れる選手は、今回の講師の半数以下です。

その他、かっこいい選手が一杯いました。ジムカーナ「競技」なので大事なのはタイムですが、かっこよさって大事なことです。
今回ダントツのカッコよさを発揮していたのはZEALとゆー「ゼファーがあんなに売れてるんだからウチも丸目ネイキッドだすっぺよ」的なヤマハがFZR250RのEZをバブル的フレームと流体考えました的ラインなボディに積んだばいくにのってるつっこ。前回講師の際には縁石コースアウトを一日何回もやる(ふつう1回やったら怖くてひよる)大技をみせてくれたつっこですが、今回は半分水没したコース上で、オーバルフルバンク全開という技をみせてくれました。
講師勢まっさお。

その他、かっこよさが目立ったのは、リッター4発勢(3発含む)と、女性選手です。
毎回講師をさせてもらえるわけじゃないんですが、前回みた選手が別人のように化けていると、ほんと努力って無駄にならないなと思います。

ほんと、練習って無駄にならないと思います。
ブーメランが俺に刺さって痛いです

2014年7月11日金曜日

J杯に向け





J杯です。
茶屋杯から1回しか練習できてませんが、150Rじゃタイム出ないと絶望的になっていた高速コース、外側規制のある高速進入などのある設定でしたが、けっこう悪くないタイム出ました。

■課題
シフトアップダウンを積極的にして、高速を維持
フルバンクから車体と一体感をもって躊躇なくフルスロットルで加速
ブレーキングポイントを奥に。手前減速よりオーバーランのほうがマシ
フルロック時のフォームに集中

車両開発開始からそろそろ半年
失敗がなければ、B昇格できると考えています。


言うだけはタダ!

2014年6月30日月曜日

リアショック変更 XR売却

リアショックの経緯

ノーマルレート→7.0→6.0→ノーマルレート

先日の茶屋杯がドライ路面ノーマルレートの初走行だったわけですが

リバルブすれば、ノーマルレートでOKだったってことでしょうか!
7.0は借り物バネ
6.0は新規購入 で、5.6も新規購入しちゃったが、必要なかったかも知れぬ。。。。。


きちんと入って、きちんと伸びています!
こうやって見るとフロントはストロークカット必要にも感じるけど。

TYZM時代、車体の作り方で大きくミスっていて、人間はリアタイヤの真上に座りつつ(これは車体上しょーがない)、上半身は完全にフロントタイヤにかぶって押さえつけ、印象的にはフロント一輪車で「リアタイヤはどーでもいい。たぶんついてきてくれる」ぐらいの感じでした。
結果としてミスが多く、昇格を逃してきたことを考えると、

半引退中にXR650Rで学んだことは、貴重な財産だなと思います。
モタードって、車体姿勢失敗するとお話にならないので、いい教材ですね!







第三期産廃号XR650Rですが、
理想的な形で後継者に譲り渡すことが(売り飛ばすことが)できました!

その後継者とは!!

あほえだくん!!
http://fujiedanodadada.blogspot.jp/

じゃなくて
ふしえだくん!!
http://fujiedanodadada.blogspot.jp/

競技ジムカーナでは、というか道具を使う競技なら何でもそうですが、
先駆者がいて成績を出している道具を使うのが、必勝の常套手段であるわけです。
「道具じゃないよ」とか言いますが、なに言ってんですか「道具ですよ」。
勝てる道具の上で、勝つ努力をするのが、全うな競技です。

たとえば
NSR250R、ハスクSM450R、DR-Z400 などなどなど。
近年ではVTR250が急増しましたね。リザルトを見ると、プチオーナーズクラブ状態です。

それはいいのです。勝つためにそれは当然のことなのです。

が!!!

世の中にはそれでは満足しない、あえて苦労してでも別の道具で勝つことに喜びを感じる人間がいるのです!
それはマゾなのではない。負けることに喜んでいるわけではない。

嗚呼誇り高き、へそ曲がりなのです!




【会話例】
産廃「ふしえだ君はVTRに乗り換えるとか考えないの?」
ふしえだ「VTRでジムカーナやるぐらいなら死にますね」



後継者決定!



そして茶屋杯に出場したふしえだ君は

1ヒートMCやり直してドボン(やり直してなかったらぶっちぎりクラストップ)
2ヒート転んだりパイロン蹴ったりetc

そういうところは後継しなくていいよ!

2014年6月29日日曜日

事務茶屋廃ラウンド1

仕事があああああああ
忙しいいいいいいいいいい!
ので、
なんとJAGE杯から走行1回(しかもジャリジャリ路面のウェット(涙

これだけ走れないと、何を開発していたのか記憶もおぼろ気になります。

ええと、
D杯の動画検証の結果、シフトアップダウンが多すぎるコースと、外側規制のあるコースが苦手ということが分かり
比較的ロングストレートの少ないJAGE杯に勝負をかけると決めた。
で、リアスプリングを純正に戻して
セッティングはサグ出しだけでJAGE杯に挑み
一応入賞。
前回ここまで

ここから乗れてないわけですが、リアショックについては確実に正解だったようで、あけやすい!
そんなこんなで、やっぱり色々とブッツケで関東事務茶屋杯第一戦に参戦してきました。

コンディションは朝は土砂降り。でもコンペ開始後はドライ。
おお
このサスにして、ドライ路面をドライタイヤで走るのは、初めてだ(いいのかこれで

そしてコース発表!

終わった・・・・・・

めちゃめちゃ長い。D杯より高速コースです。
検証の結果では、こういうコース、タイム出ないことが分かっている。進入ラインが制限されるところはないけど。

当然のことごとく、1ヒート目のタイム、1分26秒。ハイラップは1分20秒。お話になりません!!!
前日練習では、午後までA級選手とトップ争いをしていたのに、この差はなに?
もう、検証どおりです。高速コース駄目!!!!!


ではもう、諦めるのか。
ていうか、ここで諦める=今シーズンのD杯は出ないって決めてるのと同じ。
苦手意識だけ残るレースに出ても仕方ない。

なんて、後ろ向いては駄目です!
ということで、

やってしまいました!!!!

1ヒート目41Tだったファイナルを、一気に45Tに!!!!
そんなショートなスプロケ、在庫してませんが、そこはチームの資源力。
A級モンミニぱん陀からスプロケを奪う(借りる) チェーンも借りて、容赦なく切る!

これでどうなるか。
とりあえず1速はド加速して速攻頭打ちでしょう。
でも2速で開けていくところは、現状より良いはず。2と3はクロスしてるし、基本それで走る。
まあ。
ミニバイクなら当然なんですが、TYZM時代はほぼ1速オンリーで走れてました。
その記憶に甘えてはいけないということです。。


2hスタート!

4Tアップを舐めていたw
うほ! 加速する!
うほ! 止まらない!
うほ! シフトアップでまくれる!
なんか超グダグだになる。当然だもの、ぶっつけだもの。
1ヒートとは別物のバイク、身体を合わせるので一杯一杯。





こいつはやっぱタイム落ちたな。と思ったら、え? 2秒アップでした。(1ペナつき)
なんちゃってBクラス4位入賞。107%。。。

とりあえず。。。。。
方針は、正しいかな。。。。。


とにかく練習する時間を作る。仕事の山を片付ける。まずはこれです。
せっかく競技に集中できる環境になったはずなのに、半引退モード時と同じぐらい乗れてない!
乗れないなら乗れないで、もっとフィジカルを充実させないとです。


2014年6月9日月曜日

J杯開幕戦でした。

でした。

が。

とりあえずD杯からサスそのままで練習一日。
んで、リアバネをノーマルに戻して、停車状態でリア車高だけ出して。。。走行せず。
そのまま2週間練習せずに、ぶっつけ本番! 
仕事が結構佳境なのでした。

迎えた当日、天気予報は、バリ雨。
ミニバイクにとってウェットは天国です。
しかも、Dの動画検証で苦手エリアは判明し、結果、J杯のコースと路面なら、あわよくば昇格狙える! とか思っていました。
絶好のチャンスに、この調整不足は泣けます。

まあ、仕事優先人生なのでしょーがない。直前まで出場できるかも不明な感じだったし。

などと屁たれ要素満載で挑みましたが、
前日我が家の近所の道が冠水封鎖になるほどの大雨だったのに、1ヒート直前で雨がやみやがる! 
徐々に路面はドライに……
どーしよう。

悩みどころはタイヤです。
ミニが圧倒的有利になるレインタイヤで行くか、ドライタイヤで行くか。
だがドライの601のハーフウェットとかウェットパッチがある路面に対して、実はすげー苦手意識があります。ていうか、150Rに乗り換えてから、ハーフウェットは秋が背のジャリジャリ路面しか走っていない。すげー怖かった!のトラウマあり。

で、悩み抜いた結果!  レインタイヤで出走を決めました。
ウォームアップにはウェットパッチが何箇所かありますが、レインタイヤならまったく気にせずフルバンクできます。ずっとタイヤがウネウネしてるけど。あと、入れ替えてノーセッティングのリアサスですが、まったく違和感ない。不思議なほど違和感がない。

そしてタイムアタック1ヒート!
気になる路面は!



ドライじゃねえかよ!!!!! 

とはいえ、なんというか信用できない路面。
レインタイヤはずっとグネグネしてるし、パワー食われ感じがするけど、とにかくグリップ感だけはあります。何度かラインを誤って失速するも、無難に走りきってゴール。
1分32秒ほにゃらら

わー、たぶんクラスタイム出てねえかも。
とか思ったら、
同クラスの選手たち、タイム出ません。聞いた感じでは、かつぞー選手が31秒。コロスリストナンバー1の黒ポストン選手が32秒。あとおがんとむは32秒に1ペナ……
なになになになに!? 俺悪くなかった?
トップタイムは安定の富永野郎選手でタイムは。。。。。。。。

はがー

1ヒートタイムで108%台です。やっぱ駄目じゃん。

昼のリザルト発表を見ると、クラス4位。生で6位? ペナ食ってる選手が何人か居ますが、一応クラス上位。そして路面は見事にドライになりました。

これはこれはこれは、ドライ路面にドライタイヤなら結構行けるんじゃないのか!? 
いやでも、1ヒートのドライだけど怪しい路面にドライタイヤで走ってタイムが出たのか、イマイチ自分を信用できない。
「ドライはドライタイヤの方がタイム出るに決まってるだろ!」と周りは言いますが、どうなのか。
しかも、実は、ドライタイヤは本番タイヤを持ってきていません(本番1回、練習3回落ち)

どーするどーする
とか思っていましたところ、

雨ざー

2ヒート出走(当然レインタイヤで

無難に走り、一ヶ所致命的にラインミスってバイクを止めてしまい、結果3秒落とすorz
しかーも。
レインにレインタイヤなら確実にクラスで優勝していなければならないところ、黒ポス選手はドライタイヤで俺の1秒上にいる。。。 おがんとむ選手はペナったけども、生タイムでコンマ数秒俺の上。走りをみていたけど、オーバルの立ち上がりでリアが滑っても持ち直し、また滑らせながら開けていく! かっこいいじゃねえか小川の癖に!
なんだかしょぼーんです。

結局、1ヒートタイムでクラス4位入賞という、極めて不完全燃焼な感じでした。
本日の収穫は、リアショックのレートをいきなり10%以上ダウンしているのに、違和感無く走れたこと。方向性はたぶん正しい。ここベースでセッティングをやり直そう。

まあ、一応150Rに乗り換えて初めての公式戦表彰台です。
あまり喜べないけど、
調整不足ということで、次に切り替えます。

ポストンめ……



2014年5月19日月曜日

ダンロッp廃第2戦で学ぶ

リザルト!

109.21%(1ペナルティ)

しょぼーm

絶不調のチーム練から2週間。間の土日は法事があったのでコソ練調整しかできずに挑んだD杯は、屈辱的糞タイムで終了。ただし、収穫あるレースでした。

まずコソ練では、絶不調だったチーム練と同じセッティング、別の路面でテストしたところ、ふつーーーにフルバンクできるし、何の不安もない。

1・外側が規制された進入で、リアサスを入れるボディワークができない
2・ピボットかリンク付近に不具合?
3・疲れていた
4・高速系コースに慣れていないか、高速系コースでタイムが出ないセッティング

2はなさそう。1は確かにある。バイクを立てた状態で減速→進入となった際に、リアショックが沈まず、バイクが寝るのを嫌がる傾向はある。圧減衰は全抜き。

時間もないのでそのままD杯本番!


か……かっこわりい!

でしたが、動画検証をしてもらった結果、露骨に駄目な区間が判明いたしました~~~ わ~~~。

回答は、「シフトワークが絡む部分」
1速をがんばらずにシフトアップしてしまって失速したり。
シフトダウンを面倒くさがって2速のままで走ったり。

具体的には、序盤のオーバルから外周に出たところで2速→大きなトライカーナもずっと2速→外周に出てラインセクションに入って、ようやくシフトダウン。
中盤のゲートセクションから連続270度は、ゲート後の左バンクに入る前に2速に入れちゃって、1本目の270を回ってから2速でそのまま加速しようとしたら、加速が足りなくてシフトダウン。
たしかに、ちょーーーもっさりしている。

それ以外のところは、さほど酷くない。よくもないけど。

自分の印象として、さほどタイトなターンでない限りは、2速のままでブレーキングせずにグリグリ走ったほうがタイムは出ると思っていたのですが、これが大間違いのようです。

そして、やはりスイングアームがあまり入っていない。


トップ1分38秒041のコースで、46秒068です。出走前の感覚ではど無難に走っても44秒には乗る予定だったので、2秒遅い。きちんと加速できるところで加速できてればこの2秒分は回収できる。でも、昇格ラインは42秒9。さらに1秒ちょっと足りない。ここは、まだ開発途上で足掻きの足りない足のセッティングで埋めよう。

ということで。。。。。
リアショックは現状6.0→5.2kgに戻し、イニシャルでサグを出してみる。
本当は5.5ぐらいのレートが欲しいところなので探すか作る。
と思ったら、5.6の既製品があったので発注した!

ハイカム発注した→すこしでも1速でがんばれるように。でも下が糞になるなら戻す。

勝手にライバル認定、黒いポストン氏XR100モタードは、44秒台表彰台。
ぐーーーーーーーーぬぬぬぬぬぬぬぬ




2014年5月9日金曜日

GW出口 産廃から惨敗へ

仕事がちょー忙しいのでメモる!!

絶好調で迎えたGW序盤!
産廃調子に乗りまくる
GW最後の練習は、チーム練習会。チームメイトの元ライバルで今B級のじゃぽにかに喧嘩を売る
想定トップタイムで104切らなかったり、じゃぽにかに負けたら、晩御飯抜き

チーム練当日 タイヤを新品にして虐殺モードで挑む!

あれ?路面変じゃない? 寝かせられない。全然寝ない、ステップどころかつま先擦らない。
なぜかハンドル切れ込む
ブレーキングでフロントもリアもウネウネしてる

でもみんな普通に走って普通にタイム出している
産廃、タイム全然でない
2速に入るポイントが多いコース、シフトダウンとバンクがうまくつながらない
リアショックを身体で入れようとしているが、入っている感じがない。
印象的には、タイヤに空気をパンパンに入れてしまったような、接地感のなさ
前日まで終わったタイヤでフルバンクできてたのに、なんで?
スプロケロングにしたり、各部まし締めチェックしたり、エアを上げ下げしたり、フォークのエアを抜いたり、いろいろやるけど寝ない
なんでじゃあああああ!
転んでもいいから寝かす!で走ったら、2連続転倒。。。
意味不明のまま、一日の練習終わる

結果
じゃぽにか惨殺どころか、仮想トップ86.5秒のコースで2秒近くも負け
104%切るどころか、106.09%


GW序盤の絶好調はどこにいったんだよ俺!!!


理由を考える
1・外側が規制された進入で、リアサスを入れるボディワークができない
2・ピボットかリンク付近に不具合?
3・疲れていた
4・高速系コースに慣れていないか、高速系コースでタイムが出ないセッティング

D杯まであと一週間だが、今週末には練習できない!!!


どーーーーーしよう ← いまここ



2014年4月28日月曜日

GW入り口的CRF150R、ベスト更新ラッシュ

とりあえず景気のいい記録をつけておいて、後のプレッシャーとする。

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土曜、月例某Z練。TYZM時代にベスト58.5秒の既定路面既定コースにて、「58秒台に入らなければ帰らない」と決意をして、練習に挑む。

帰らないって具体的にどういうことか分からないが、そういっておけばタイムが出なかったときは自分の糞っぷりにトランポ内でモノを投げまくることになる、ではなくて、深い心の傷を残すでしょう。
ちなみに、前回この既定コース、CRFをシェイクダウンした2月は、62秒。3月は59秒にギリギリ入った感じ。そこからリアショックのレートを下げて、全体に減衰抜きぬき方向にして、フォームを変更。一気にベスト1秒更新はキツイ設定ですが・・・・

路面はよく、59.5まではすぐに出る。これは予想通り。そこから苦戦し、午前中ヘロヘロになるまで走って、ようやく昼ごろ58.9が出ました。
でました。
で ま し た (嬉しい

そこからはフォームの固定化に向けた練習。やはり新フォームは、リアががんがんグリップするし、深いバンクでの安心感が半端ないです。
けど、腹筋と僧坊筋がちょー辛い。TYZM時代は主に上腕二等筋と大胸筋が発達したことを考えると、まったく過重をかける方向が逆だというのが良くわかります。そして腕は全然あがらない。

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日曜日、某M練、初めての会場。フラットできれいな路面だが傾斜があり。そして走ってみると、タイヤが全然溶けないでサラっとしている。これはまさに我が地元のコソ練場、CRPの路面と同じ! って全然嬉しくないが、
休戦宣言直後にお声をかけていただき、本当にお世話になっている某M練。恩返しのためには何をも惜しまぬ気持ちです。ということで、ぶっ潰しにいってきた!!!!

指標タイムリーダーは、HYKW選手。CRFに乗り換えて直後に何回か悔しい思いをさせられた(ミニ向きコテコテコースで潰される)B級hmhm選手と2JY選手がいます。あとB級のクレイジーフルバンクIC、クレバーなラインの組み立てで定評のあるKJR、そしてC1中堅数名。

当然、朝一番でも目標は、hmhmと2JYになんとしても並ぶ。あわよくば潰す!ですが、現状完全に格上の選手なので(二人とも競技参戦は僕より後ですふぁっ区)、そんなに楽にいくはずがない。
何かスペシャルな要素、たとえば路面が悪いとか、昔のSGMKのように傾斜があるとか、そこにコテコテコースを作るとか、そういう条件が重なれば……と思ったら、全部重なりましたwww

じぇんじぇん食わない路面に、リッター殺しの傾斜! リッター4発の選手たちときたら、もう下りに差し掛かると「グラビティ!!!!」って感じでバイクが落ちていきます。すごい迫力! ゲイじゃないけど、マジ惚れ惚れします。だがだが、これなら600ssのhmhmもリッターSSの2JY選手も、我がCRFの敵ではない。なぜなら我々は人車合わせて150kgを切っているのである。ふぁっふぁっふぁ。貴様らは重力とでも戦っておれ。いつも酷い目に遭っているので、酷いことを言いまくってやる。

で。
午前中、産廃ぶっちぎりトップタイムに君臨!!!!! 1分15秒台!
HYKW選手は1分16秒9!!!

よく見てみたら、HYKW選手は安達セクションをすげー遠回りしている。
ためしにHYKW選手と同じ回り方をしてみたら、、、15秒9が17秒1まで1.2秒落ちましたorz
いやいやいやいや、ということは、HYKW選手がセクションを正しい回り方をしていても、せいぜい縮むのは1秒少々。ということは、15秒台の戦い! やはりモタードとはいえ、この条件ではミニ有利は覆せないのではないのかあああああ!

と、脳内で俺トップタイムで練習会終了の最高イメージを構築!

しましたが、、

結局産廃、15.5秒止まり。HYKW選手はラインを訂正して、あっさり14秒入りでした。
これが、A級選手。まじHYKW、いつか殺す。。。。。。


にしても! HYKW選手比で、101.039%!!!!????
想定トップタイム比では…103.061%!!!!!!!!!!!!
B級選手を全滅!!
有利な条件が揃いまくったにしても、これは嬉しすぎです。

要するに、公認大会の会場が地盤沈下で傾斜して、公認戦前日の夜に俺が砂をまいておけば、この俺が103%出せるわけですよ。イコールコンディションとはそういうことです。

ですよね!?

2014年4月21日月曜日

ナントカ練講師

現在最もA級に近いB級であるぴたははことぴーちゃん主催の、ジムカーナ初心者向け練習会にて。
またも講師をやらせてもらってきました!
初心者向け?

講師という名の、俺の勉強会。実際、若い選手に教えることは、本当に勉強になります。
走りを観察して、何が足りないのか。何をすれば速くなるのか。自分だったらどうするのか。
いやむしろ、このノービス選手のやっていることは、俺がやれることなのか(え
みたいな。

今回も担当は、昨年8月と同様に「8の字トレイン」です。選手の後ろについて観察し(煽り)、先導して引っ張り。
前回もそうだったけど、綺麗にまとまって走っている選手が、先導して引っ張るとどんどんペースを上げてくる!
持論ですが、「ノービス8の字の罠」ってやつがあって、ここにハマった人は115前後で停滞してしまう傾向があるんです。

綺麗な8の字、最悪スパイラル!!!

8の字の基本は、「ワイドに入ってタイトに出る」です。この基本ができている選手は結構いるのですが……。
1・もっとワイドに入る
2・もっと一気にバンクする
3・もっと深くバンクする
4・もっと奥で舵角を使う
上記4つを意識することで、8の字の間の加速区間をもっとアクセル開けて走ることができます。
つまり、最悪スパイラルとは、8の字走行のバランスとしてはよくできているのだけど、全体的にスピードレンジが低くて、全体的に小さい状態にはまってしまっていること!

組み立てとしては、
アクセル開ける!
ターンインをブレーキ(特にブレーキのリリース)に頼らず、まずボディワークで寝かせてしまう!
寝かせてから、必要ならブレーキを使ってラインを絞り込んでいく
ブレーキでラインを絞り込むと舵角がつくので、それで脱出方向を決める。

上記の組み立てをすることで、全体的なスピードレンジを上げます。
綺麗だけど、上手いけど遅い。。。っていう場合は、このベースのレンジが低いってことが多いと思うのです。

というのが、俺の持論です。もう、15m感覚の8の字ぐらいなら、ブレーキなんか要らんし、20m間隔の8の字ならフルロックには入りません。スピード優先で。

あと、上記組み立てをするためには
1・大前提として、バイクの前後バランスが整っていること。極端に切れ込むバイクではこれができない。
2・大前提として、ある程度グリップしてくれるタイヤであること。
3・人間が死ぬ気で走ること。無理をする。精神力でブレイクスルーする!
が必要です。

参加者で産廃のセクションに来てくれた方がこのブログを読んでくださるかは分かりませんが、復習まで!


で、走りっぱなしで2時間?講師しましたが。もう、午前中だけで、ヘロヘロです。声がガラガラです。
だがしかし!!!
講師陣には昼から、デモランが課せられています!!!
本日の講師は、
A・H川DRZ!!!!
B・主催ぴーちゃん
B・東の転倒王KWMR
C1・パワーバンド木村次期社長KentA
C2・女子AKZモデル体型600ss
そんで俺です。
偉そうなことを参加者にぶっこいたあとで、衆目の集まる中でのタイムアタックというのは!!
公式戦本番以上の本番ですよね。魅せて、タイム出して、ライバルも潰さなければならない。こんなに素晴らしい機会はない。

前回走行(事務茶屋杯)から車両の変更点は、Fの突き出しと舵角増加。
一番大きな変更は、茶屋2hから一気に変えたボディワーク。このボディワークについてはイメージする動画があって(別競技の)、それをみて平日いっぱいイメトレはしてきてあります。
ということで、5本のタイムアタックをしました!!!!

リザルトは!!!!
H川選手 1'05.942
ぴーちゃん 1'08.406 (103.74%)
産廃 1'08.745 (104.25%)

俺以下省略!!!!
わわわわ、悪くないんじゃないですか!?
次期社長はメチャ悔しがり! 転倒王はお約束の転倒をし! AKZさんには1秒差まで詰め寄られてひんやりしましたが、
乗っている感触としてもキレキレで走れました。
目標タイムとしてはやっぱ07秒台ですが、絶好調のぴーより速く走れるはずもないので、現段階ではBESTかと思います。


で、デモランが終わると、ノービスの名を借りた似非ノービスの暑苦しくて見苦しいバトルの観覧です。
ノービス上位の戦いっていうのは、戦いの熱さ自体は上位シードをしのぐ蒸し暑さがあるのですが、
今回も本戦ノービス上位がここにそろっているわけです。
開幕戦優勝のDUKE東郷改め、しばいぬ690
ライバルIKP選手に昇格されてしまい、次戦で昇格しないと全裸で土下座の、にら玉WR
馬鹿の名門チームHUNTER新潟支部より、ストリップ肉球
産廃亡き後唯一のXR650R、ふしえだスパークアレスター

この4名による糞バトルが大変見物でした。バトルのステージは、1分12秒台。講師陣、ヒヤヒヤですね(涙
しばいぬ選手は、スラのみならC1を食う勢いですが、回転とフルロックセクションに死ぬ気が足りません。
にら玉選手は4名の中でもっとも安定性が高いですが、大事なところを浅いバンクでいなしちゃう癖があります。
肉球選手は、貴様HUNTERのユニフォーム背負って練習するなら、負けたら全裸で土下座である。
ふしえだ選手は、この乱暴者!! バンク中に開けすぎたり、開け遅れてバンク探ったり、せっかく鷹揚な650Rが暴れまくりです。

で結果は! デッドヒートの末、ラスト1本まで大したことなかった肉球が、精神力で2秒縮めて持っていきました!
本番でこれができればいいんだけど、スイッチはいるの遅いよ!

その他も見ごたえのある選手がたくさんでした。
リッターSSなのにボディワークのほうが先行してバランス崩す女子とか……杉本嫁の昔にそっくり…
縁石に4回ぐらい乗り上げてもアタック続ける女子とか……
あと2名、プロダクションレースタイヤを履かせたら、即敵認定が必要な選手がいました。やばい。


こういうのがノービスっていうのは、本当に自分がジムカーナを始めた頃には考えられないレベルなんですが、
ジムカーナの面白いところは、反復練習やマシンメイクなどで、多くの選手が一定のレベル=一般ライダーからすると化け物レベル
にまで到達できることかと思います。

僕はこうしたノービスたちの若い芽を摘むことに今後とも全力をつくそうと思うのでした。
以上

2014年4月18日金曜日

開発状況メモ

主に自分メモです。

CRF150R(08)ベース
NSRミニのホイールで12インチ化
フロントブレーキの2ポット化検討
シェイクダウン2月24日 ノーマルFバネ&7.0のリアバネ、ノーマルダンピング
お話にならないので前後リバルブ、フロント0.4 → 3月開幕戦前々日納品 → ぶっつけ開幕戦惨敗

→リア滑り → リアレートダウン6.0 → ぶっつけ茶屋杯B級2位(でも0.7%)

■サスとボディワークの方針推移
進入でリア一気に滑る → 後ろに座れるようにする → ロック過激 → F突き戻しで解決
雨の601グリップしなすぎる → ドライでもスイングアーム入ってない → リアレート下げる
茶屋1ヒート、サス動きすぎる 
→ イニシャルと減衰かける方針もあったが → 「リアに乗ってるとリア加重が取れないことがある」
→ ボディワーク、着座位置、入力など一気に変更

いまここ

2014年4月15日火曜日

XR650Rは、引退じゃあああ!

ずっと放置放置のブログですが、放置している間にXR650Rさんは庭の倉庫送りになりました。
応援してくださった方々、いるのかいないのかわかりませんが、すみません、XRは引退です。

経緯

13シーズン、夏に向けて大幅にライディングスタイル・サスセットの方向性など変更
スイングアームを短くするなど
夏~秋、自分的には絶好調
大して練習していないのに絶好調な感じなのがやる気を削ぐ。。。
練習マジしない
ガチでタイムでない

13年末段階で、もうほぼほぼ引退気分。練習する気にならない。燃え上がる何かがない。

→ だが嫁さんは毎月の辛い抗がん剤治療に耐えぬき、医師より「再発の可能性なしと確信している」との言葉をいただく!!!!

→ 650Rは仕事と兼用できる可能性を模索してチョイスした。実際にはすぐに競技車両になっちゃったけど、狙い通り鷹揚なバイクで、反復練習を詰め込まなくてもそこそこマトモに走ってくれた。



TYZM250R時代のような、情熱が脳内を焦がすような、麻薬的な楽しさはない。


あれから2年以上。上記動画は2011年10月のダンロップJAPAN。生タイムで105%を切るも1ペナで昇格を逃し、C1準優勝。この直後に嫁さんが倒れ、実質上これがTYZMの引退試合になってしまいました。

TZM50Rの車体にMXレーサーのYZ250Rエンジン、後輪で42馬力。一度これを味わってしまうと、120㎏台の車体に60馬力オーバーのXR650Rも、過激とは言い難い。
アドレナリンが足りないんですよ!!!!

確かにジムカーナという競技は、過激なパワーフィールよりも、EG特性の扱いやすさがタイムにつながり易い傾向があります。半ば引退モードだった2年の間には、VTR250の総合優勝が競技界の趨勢を塗り替えました(特にエントリー層~中堅シード層の)。
だけど、自分にとって、競技車両って、そうじゃない。
なんつうか、ガーっとあけたらドカーンでギュルギュルでルルルルルルルルぎゃーーーみたいな。

で、嫁に宣言して、650Rを降ろさせていただくことにしたのです。
「タイム落ちるかもしれないけど、俺が超楽しいと思えるバイクで競技したい。じゃないと、このままフェイドアウト引退することになりそうです、ごめんなさい」

常に、闘病期間中ですら、自分の競技生活を応援してくれ、引退モード中は「悔しくないのか」「恥を知れこのチンカス」ぐらいの炊きつけをしてくれた嫁さんです。オメーが病気でぶっ倒れるから引退モードだったんだべ畜生!っていう突っ込みは一切受け付けぬ、自分のことは常に棚の最上段の嫁さんですから、快く了承してくれました。
「やるなら死ぬ気でやれば?」



ということで・・・・・・


こういうことになりました。



HONDA  CRF150R改 Minimotard

08年のモトクロッサーをベースに、前後NSRミニの12インチをスワップしました!
車体80㎏ありません! 馬力25ぐらいです。
やっぱり12インチのハイパワー車でジムカーナ、最高です(涙
思えば、TYZMを降りて、ずっと心残りだったレースがあるのです。



2010年の近畿ダンロップ杯@神戸です。このとき、確か生タイムでは勝ったかもしれない?けど、内容的に絶対にこの人には敵わんわーというミニジムカーナ乗りを目撃したのでした。


この人です。
関東には、我がチーム、そして日本を代表するミニ変態ジムカーナ選手・角谷@NSR80改CRF250Rエンジンがいますが、この大越選手@KSRは西日本を代表する12インチ乗り。完璧な加重、シームレスな回転、ビューーーーティフルです!!

このOKS選手に喧嘩の売り逃げをしたままっていうのが、すっごい心残りだったのです。そしてあわよくば、あの域に達したい!!!!!


と思って、12インチに返り咲きしたと思ったら。。。。。。

なんか凄いのが。。。。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=KpV6KfrxRZs


まずは彼からつぶします。
14シーズンは、公式戦は全戦エントリーの予定です。
シーズン中盤にはクラス表彰台には戻りたい。