2013年4月30日火曜日

4/29【カントカジムカーナ練習会】・競技について熱く語る


GWなので、久々に暑い競技日記を書いてみます。

ZKRから一日あけて、連休頭の練習不足を解消するために設定された『カントカジムカーナ練習会』に参加してきました。主催のぴーちゃんに感謝!

今回は、久々にスイッチが入った練習でした。面子はノービス選手からA級までですが、比較的ノービス率が高い印象。昨今定番となりつつある4班制のタイムアタックを1日みっちりシステムで、
と書いている傍で猫のバトルが始まり毛が舞う。
まあいいか。
コース設定は加速区間が大きく細かいフルロック→フルロックは少なめ設定で、少しSS向け? VTRは不利だと思う。モタードは分からないけど、俺は好きなレイアウトです。

指標選手は
我がHUNTERの熊、A級ぼりべあ選手WR450F
沸血義理SBチャンプ、A級どすこい朝N選手ZX10
大人毛ない18歳の主催、B級ぴたはは選手DRZ400
雨でもフルバンクからウイリー、B級和D選手WR450F

とりあえず前回なんとか練のデモアタックで、不調だったぴーの1%落ちだったので、今回はセッティングを詰めてきたぴたの2%落ちを目指す(小さい。
いや、安定して103%台のぴーから2%落ちなら、想定トップ比105%でC1表彰台戦線のはず。

また、ライバルとして潰さなければならないC1選手は、
19歳のC1最速VTR、しゃんば痢!!VTR250
俺様が発掘した(?)C1最熱、ヨN選手WR450F
俺様が引退中にスピード昇格してきた、かつZ選手Dトラッカー
リッターネイキッドをミニバイクみたいに切り返すわけの分からない身体能力、T家選手R1000(乗り換えた
事務屋がこんなにジェントルであっていいはずがない、中N選手NSR250R
C1でサーキットバトルしたら多分優勝(でも回転サイテー)、T柴選手CBR600RR

このようになります。加えてC2~Nで、総勢39名とか37とかそんな感じだったと思う。

さて

通常、こうしたタイムアタック練習会では、今の自分の実力を考えた上で、朝の段階で指標選手やライバル選手との比率を考えながら、どこに食い込むかを定めてアタックを繰り返していきます。
当然、練習会で上位シードを食えなければ昇格は遠い。下位シードに食われたら心に深い傷を負います。
また、同クラスの選手のなかでも、内心の格付けはあり、敵わないと思っている選手には食らいつく。「こいつにゃ負けないだろ」と思っている選手や、どんぐりの背比べを続けてきた選手に抜かれれば、とてつもない苛立ちが火をつけ走りは荒くなりゴール後にヘルメットをトランポの中に投げたりします(一部)
つまりジムカーナ選手とは、このようにちっぽけなプライドと自分のポジショニング意識の中で、少しでも這い上がろうと努力を続ける人々なのです(一部)

で、ジムカーナ競技の何が楽しいのか。

まあ、色々な温度で競技に挑む選手はいるわけだけど、自分にとっては競技の最大の魅力とは、こうして自分のポジショニングと仮想敵を明確にした上で、頭沸騰させつつコンマ1秒を削っていく感覚です。そうした意味で、産廃にとってジムカーナ競技は「己の限界と戦う競技」「昨日までの俺を超える競技」ではなく、明確に見えるライバルと横並びで競り合うレースです。
同じコースに複数台車両が出て競り合うことのないジムカーナだけど、これは紛れもないレースであります。

で……ヌルいことを言うと、反復練習や平日のイメトレといった努力を放棄し、半引退状態にある自分のような選手にとって、正直このような練習会はきつい。なんというのだろう。「守るべきプライド」「目指すべきポイント」がない状態で走っても、熱くなれない。楽しくない。
自分が言う「競技スイッチが入らない」という状態は、この守るべきプライドがない状態なのだと最近わかってきました。
練習を詰め込み自分を追いこんでなければ、ライバルに離されるのは当たり前で、その時点でプライドがない。こんなに練習してるのに負けるわけがねえ!というプライドがない。
「こんなに練習を続けている俺」よりも伸びてくる選手に対する愛情というものも薄い。
しかも練習してない癖に、きちんと練習を続け戦い続けているライバルよりタイムを出してしまったりすると、とてつもなく申し訳ない気分になるし、場違い感が甚だしい。
すなわち、熱くなれない。
ことごとく、レースとしてのジムカーナが好きだからこそ、スイッチ入らないんだと思います。

そんな自分の選手としてのポジションが見極められずに1年。
ですが昨日の練習でバチっとスイッチが入ったのは、ライバル勢の面子が良かったからに他ならない。


はい。
ジムカーナ選手(の一部)は、ライバル選手に対して結構さまざまな考察をしています。

しゃんば痢選手は19歳という若さながら、若さの勢いだけでなく非常にテクニカルな進化をしてきた選手です。正直、今の彼に自分が敵うセクションはほとんどないと思う。あらゆるセクションで、俺より「速い」かどうかは分からないけど「上手い」。学生という制限のある中で資金のかかるモータースポーツに挑む姿も感動的です。だけどそんな彼をぶっ潰したくなるのは、何より、むかつくから! 態度が! もう、立ってるだけで喧嘩売りたくなります。こんなに他の選手に負けたくないと思わせる選手も珍しい。まあ、日常的には非常に礼儀正しい好青年です。選手でなければ。

よN選手はジムカーナ競技にデビューする前から知っている選手で、その頃から「別格認定」をしていました。非常に身体能力と突っ込みメンタルの強い選手で、上半身をガンガン使って車両を旋回させまくる姿は、ノービス時代から惚れ惚れするほど。ところがそれにとどまらず、車体の作りこみやボディワークの改善についても非常に情熱的というか熱すぎで、考察力というか日常生活の中で競技のことを考えている時間がハンパない。彼については潰したいというのではなく
、壁となって立ちはだかってさらに伸びて欲しい選手です。もう、車体作りも人間も、敵うところはないし追い越されてしまったけど、そこは競技6年もやってる老害の意地で立ちはだかりたい。

昨日は主にこの2人が俺に火をつけまくってくれましたが、同クラスもいい面子です。

かつZ選手は自分が引退よぼよぼな感じのうちに一気に上がってきた選手ですが、天才肌で丁寧で、でも思い切りがいいというのが、率直な印象。前後キャスト、スイングアーム40㎜もぶった切ったDトラは、ローパワーながら目茶扱いやすく、何よりすげー小さい。そして走りにミスが本当に少なく、まあハスクに乗り換えたら即B昇格だなもう。彼も別格系です。でも正直、まだ負けたくない! 理由はいけめんだから。

T家選手は、惚れてます。どういう身体能力をしているのか分からないけど、C1昇格まではGSX1400の糞巨体を糞寝かして糞スピードで切り返し、しかもラインがミニバイク! 彼は俺がTYZM250Rを引退で手放した後、ジムカーナ遊びでも復活したいと思った時期に某練習会場で目撃し、一目ぼれしました。ミニを捨てた俺に、1400ccネイキッドでミニバイク走りをするオッサンがどれほど輝いて見えたか! 昇格後、R1000に乗り換えてしまいましたが、俺としてはそんなもの売っぱらって1400でSB一発A級昇格して欲しい選手です。

中N選手は自分より1年か2年かあとからBROSで競技参戦した選手で、C1クラス底辺をSRXで足掻き砕けていた自分を、NSRに乗り換えてすいっと抜いていった選手です。その後TYZMに乗り換えてすいっと抜き返してやりました。SRXバーサスBROSという80年代末の対立構図をもっていた自分にとって、NSRに乗り換えやがったショックは今も覚えています。産廃、とてつもなく忘れっぽいのですが、こうしたことは憶えています。こういうところに記憶容量を使っているから駄目なのか。でも非常にジェントルマンでいい人なので、喧嘩が売れない!

T柴選手は、コーススラに出したらC1トップというかB級も食うぐらいの糞速さなのですが、めちゃめちゃ馬鹿でかい回転でタイムロスをする偉い人です。と思っていたら、しばらく地方転勤で会わないうちに、回転が小さくなっている
!! 男子3日見なかったらかつ目して3度見ろという格言を思い出しました。トミンサーキットのBコースをウォームアップにして行われたJAPANで、ブッちぎられた恨みは忘れません。

このように(一部の)ジムカーナ選手は、それぞれのクラスごとに身近な『殺すリスト』を作成し、各ライバルを観察し惚れ込み、リザルトに一喜一憂しつつ殺すリストを更新し続け、競技モチベーションを昇華させてゆくのです。

そして昨日は半引退選手の自分にとって、残っている数少ない殺すリストの選手が数名でていたこと。朝一番から参加できたこと。途中で主催のぴたを8の字トレインで殺そうとしてスイッチが追加で入ったことなどがあり、ラストまでいい感じに競技者魂をプチ復活させつつ走りこむことができました。


だがリザルトは。。。。。

TOP ボリベア 88秒457
そこから
2 朝N選手88秒台中盤
3 ぴたはは選手89秒前半
4 和D選手90秒フラ
とAB級選手が続き……

5 しゃんば痢選手90秒265
6 そして俺、90秒618
7 さらにヨN選手90秒919
8 かつZ選手91秒324
と続いていくのでした。

ボリベア比で102.44%
ボリベア選手もコンスタントに103%台には入れる選手なので、想定トップ比105%台? ただし自分が安定してタイムを出せたのは91秒台。しゃんば痢は90秒台をコンスタントに出している。ここでかつてなら殺すリストが赤字表記になったのですが、今の自分ではピンク色表記ぐらいです。ひとまずこいつに喧嘩を売り続けていけば、ヘタレ状態の俺でもじわじわ伸びていくことができるかもしれません。
そーいえば、似たようなポジションの指標として今回参加していないK村選手ハスクSM450Rとかもいるのですが、正直どれだけ彼にセンスがなくて、苦労して今のポジションに上り詰めたか尻の穴の棒まで知っているので、そして離されすぎて、喧嘩売れません(涙

なお
シード比率の少ない今回の練習会、いいノービス選手も色々発見できております! やっぱり競技は、熱くならないと!





このように、ジムカーナ競技は純粋な闘争心を満足させることのできる競技でもあり、かつ自分自身を乗り越える戦いの醍醐味も味わえる、とても素晴らしい競技です。
読者にノービス選手、これから参戦したいとおもうライダーがどれほどいるのか分かりませんが、長い文章失礼いたしました。


2013年4月27日土曜日

4/27【ZKR】 ベスト更新

結局なんとか練習会講師から2週乗れず、ZKR。
本日は珍しく朝一番から走行。

身体動かない(涙
ステム切れ込むの遅い

とにかく人間もそうだが、教えてくれるA級B級が多いこのチャンス
車体を色々考察しまくる。

リアの減衰試す。伸びはもういじれない。圧4クリ足す。
リアイニシャル1回転まし
ドライブスプロケ1Tロング

で、規定コース、ついに59秒台に突入!
一本だけだったけど、その後も60秒台はほぼ外さずに走れるように。
路面温度じゃないかって気もするけど、意地でも今日は60秒切る予定だったので、
目標は達成。

さらーに
切れ角ブロック座面で1mmカット
レバー位置変更
などして、へたるまで走りこみました。

切れ角増えたら、なぜかプッシュアンダー減る。おい!
イニシャルかけたら初期が柔らかくなる。おい!

指摘点で未検討
ハンドル低すぎ
クラッチ重い
エアチェックしろ(微妙に漏れあり
270から回転に向けて、フォームが変わるところで止まってる
開いてない
どうみても反復練習が足りない
すみません


とにかく、安定して59が出るようにならないと、今のC1表彰台上位は厳しい。
フィジカルはどんどん落ちてる
踏ん張らないと…
ということで
仕事ROOMに8kg鉄アレイを持ってきた。
TYZM乗ってたころは軽かったのに、めちゃ重い……
踏ん張らないと…

2013年4月14日日曜日

偉そうに講師をする(ナントカジムカーナ練習会・4/13)


ご指導するような分際ではないのだけど、D杯開幕戦から一度もXRに乗らないという状況で、ナントカジムカーナ練習会の講師をしてきました。
ナントカジムカーナ練習会とは!
http://ngr.paffy.ac/
ということで、ジムカーナのノービス選手にシード選手との生暖かい交流とタイムアタックの機会を与える素晴らしい定例イベント。毎回嫁っぴがタイム計測員をやっているのでお邪魔させて頂いていますが、指導陣が豪華で「俺が受講したいよ!」という感じです。
この練習会も回数を重ね、お陰でノービス選手のレベルが凄いことになっています。俺に教えることなどあるのか。

今回の講師陣は、主催のPちゃんことぴた。A級大瀧選手・パワーバンド木村選手・B級水玉杉山選手・C1トップしゃんばり19歳・C1老害俺。参加者はVTR一杯とDRZちらほらと、リッタークラス、ミドルネイキッド、トレールにセパハンSSにエリミ250までいます。この車種多彩な感じはノービス限定ならでは! ビビッたのは、フルストックフルレストアのZ1がいたことです。両手を合わせて「こけないでください」とお願いしました。日本の財産ですからね。

自分が受け持ったのは、主に初心者向け8の字エリアでしたが、ガチの初心者いねーじゃんwという感じでした。ひとまず走りを観察すると、いくつかのタイプに分けられる様子。
1・ワイドにフルバンクでは入れるけど、出口で絞れない。
2・タイトに入ってバイクを立てて頑張ってバランスを取っている。
3・全体的にハーフバンク
4・特に言うことはない

極端に癖のあるフォームの選手については、ステムと肩を平行にとか、頭の位置とか、基本を偉そうに講釈垂れ、
1は出口をリアブレーキとボディワークで絞る指摘
2はワイドにスピードを落とさずに入るために短い区間できちんと開け、エスカルゴのイメージで回ることを指摘
3はバイク側に問題がないかチェックし、スラを含めてどこまで寝るのか自分で知ることを偉そうに指摘
4は先導して引っ張ってみて、苦手なところを洗い出す。

感想。
・言うことねーなという選手でも、引っ張ってみると色々ボロが出る。そして教えなくても一気にペースが上がる。
・プロダクションタイヤを履いていない選手が多く、限界点がわかり辛い&教えられないことが多くてジレンマ。
・大型4発クラスで、開け始めのドンつきで苦しんでいる選手が結構いる。人間で頑張るよりセッティングも大事。
・バイクはゆっくり寝かせず走るほうが難しいのだけど、身体で頑張っちゃってる選手が少なからずいる。ミニサーキット行こうと指摘。
・車体が致命的だったのは1名のみ。オーバー過ぎて寝かせて減速できない。
・8の字で素晴らしかった選手が、コースに出ると出来ていたことができなくなったりする。

総評/みんな凄い。熱い。強いて言うなら、車体も大事!

そんな感じで、とりあえず本人のできている部分、突出していい部分を指摘し、苦手なところをどうすればよいのかにつなげるよう意識してみました。ていうか、普通にみんな上手いしね……。スラだけならC2上位って選手もチラホラいる。恐ろしいノービス限定練習会だ。

なお。
講師陣のシード選手には、デモ走行の苦行が課せられています。
熱いシードの走りを見せたい! だがXRはD杯で惨敗を喫したボヨンのままです。
とりあえず8の字で、フロントは小崎セット付近まで伸び減衰かけなおし(18クリw)、リアはボヨンをポヨンぐらいに。
あとはまあ、参加者たちがコースにたくさんいて見学してくれるので、パイロンをぶっ飛ばしまくり貴様ら直せ的なあれで、シード選手にもこんなに汚い走りの選手がいるのだということを見せ付けてきました。
リザルトは、
トップタイム ぴたはは
大瀧選手、NUDAを持ち込む。少し負ける(怒
しゃんばり選手、ステムベアリングかじってる車両。少し負ける(イラ!
杉山選手、ものすごく乗り辛い600RRで苦戦。
木村社長、Z250を盛大にディスりながらC2ぐらいのタイムを出す。

ということで、産廃は4番手、ぴたはは比101%でしゃんばりの0.5落ち。
XR3週間放置プレーの結果としては悪くないのか、身体は違和感そんなに感じないけど、ペナは盛大だった。
当初、ノービス選手にタイム抜かれたらどうしよう(参加選手は結構一杯走れる)と思っていたけど、なんとかシードの沽券と股間を守れて良かった。

講師のお仕事は、デモ走行で概ね終了。
あとは気になった選手をスラで見たりとか、気になる車両に乗ってみたりとかしましたが。
ハスクのSM510Rがいました。乗りました。あう。やばい、良すぎる。何より足がすげーいい。終わったタイヤなのに、グリップ感がスゲー。エンブレがない。パワーリフトはXR以上。
襲さんVTR、何かフロントが違和感。クラッチプレートが遊んでる感じがする。何よりライトとメーターが重過ぎるorz
社長Z250、VTRで消したい部分が最初からないので、どこからでも開けられて、全然進まない(上は伸びる)。フロントの高い部分に重量感あって、その重さでフロントが動いちゃう感じ。リアショックはリジッドかよ(怒  でもストックでC1タイムは普通に出るマシンだと思う。意外。
などなどでした。
スラではモタード選手中心に、地蔵ボディの補正などをアドバイス。
非常に充実したナントカ練初講師でありました。

今後の目標は、「来週XRに乗る」です。ほんと、オンシーズンで2週間以上あけるのはちょっと。と思いつつも週明けには嫁の維持療法開始です。嫁→仕事→猫→競技のプライオリティは変えられそうにないずら。

2013年3月26日火曜日

3/24 D杯開幕戦 落ちるとこまで堕ちた


今回の嫁の維持療法は、初日の点滴中に胃痙攣を起こして隣の病院に救急搬送になるなど、体調と副作用のバランスが最悪。一気に競技に対して背中が向くが、とりあえず出ないことには引退選手。じゃあ引退してないのかって言われたら、本当にね…どうなのね…。

会場に向かう車の中、以前であればMETAL魂に身を焦がし頭振りながら向かっていたが、気付けばナウシカのサントラを聞いて遠くを見ている自分。よく言えば、むちゃリラックス。悪く言えば、身内の練習会に行く程度の屁たれぐあい。

こーーすは、雨予報が微妙だったために、覚えやすく短く開けどころ多く、開けられない意地悪なところも多い……って、フルコースか。モタードに不利と言う感じではないが、600SSが上がってきそうな。

1ヒート、ドライ。
ウォームアップは温度が低いので若干タイヤに不安はあったものの、すぐに温まってバンクに不安なし。8の字ウォームではすばやく切り返しができ、フルロックもぐいぐいねじ込めて悪くない。

が。

中盤の大8の字をオーバル書いて、タイムの残るMC、1分30秒。
走っていて細かいセクションの切り返しは決まったように感じたし、ロスを減算したら悪くないポジションでは?
などと思ったが、どう計算しても24秒程度。クラストップは20秒台なので、その感覚のギャップがショック。
練習の感じ、106%程度はキープできてるつもりだったが、これじゃクラスタイム出てない!!

2ヒート、ドライ。
出走前にFタイヤの空気圧に疑問。いつも使ってるゲージと、新しく買ったエトスの究極ゲージの値が全然違う。
熊にゲージの校正をしてもらうと、エトスが正しいと判明。てことは、Fタイヤ、しばらく冷間1.3で走ってた。
マジか。
でも規定値に戻したら、今度ウォームアップで切り返しが決まらなくなる。跳ね返る。きちんと身体を入れないと、跳ね返る。
まあいいか。で出走。

23秒・・・・・・・・・

なんと、公式戦で普通に110%を出してしまいました。
終わった。。。

終了後、ここでトランポで寝たら、完全に引退選手。
ここまで大幅に堕ちた理由は、やはり事務茶屋の講習会的コースにやられて以降の切り返し対策=伸び減衰鬼抜きにあるのではないかと思い、手当たり次第に上位モタードの選手の車体の足をチェックして回る。
やばい、みんな、超ガチガチ。こんなの乗れない。やわらかいと言われている作田選手の足ですら、ガッチンガチンに感じる。ただし、今回のモタード選手で最もいけててかっこよくて最高すぎる廣島のOM選手の足は、俺XR以上にボヨヨヨヨ。そして俺足のぼよぼよ基準セットをしてくれた熊は、やっぱりほぼ同じ程度のぼより。

悩む。多分、メチャメチャ身体が動くなら、今のぼよよんでいい。だけどそれは、モタ選手のなかでかなりのマイノリティ。
一回、セッティング戻して、最低でも106%ラインぐらいに帰ってきてから、もう一度考えるか…などと思ったのだけど。

2ヒート動画



ええと。これは、ツーリング?
開いてない、伏せてない、伸びてない、ひねってない。
これ、人間のやる気の問題じゃないか!?

一言いえるのは、「流して走るなら大会なんか来るな」ですよ

今回の2ヒート、走っている感じでは、フルロックセクション全部失敗したのと、オーバーランとラインの見誤りが1点(巨大8の字侵入で)。
だけど、他の部分はきちんと攻めることができたと感じていた。
が!!!! この動画とのギャップ。ミスを全部改善できて21秒ぐらい。お話にならないレベル。

確かにもう、会場では、冬のあいだに努力してきた人たちのなかで、アウェイ感が半端なかった。
乗れないのも、気持ちが競技に背中向けてるのもしかたない。ただ、そのぶん考えて、試行錯誤重ねて、何より楽しまないと、本気のひとに混じって笑って雑談するような資格すらないと思います。


とりあえず、タイムアタック系練習会へ参加機会を増やして、ぼよんの経験を積むか、元に戻して細かい切り替えしは別の手段で対策を考えるか。
シーズン頭から、屈辱と課題の大会でした。



今回の大会で唯一良かったこと。
なんとノービスでXR650Rの選手が新参!!
ステム周りが重いけど、前後のレートと減衰はやってあるみたいで、気になったのはフロントのストロークカットが少ないぐらい。戦えそうなマシン!!
俺は上記のような感じで半引退でしがみついている感じなので、さっさと上がってきてライバル戦線繰り広げられたら嬉しいのです。

3/17 XRボヨンボヨン化計画2


昼ぐらいまで家で鉢植えの剪定などし、午後よりゆっくり練習。
開幕戦一週間前?
それより翌日は嫁の維持療法開始日&MRI検査。そっちが大事。

2週間連続でバイクに乗るのは久しぶりな感じです。かなり。
課題はボヨンボヨンのXRにボヨンボヨンの身体で合わせること。
前週にメンテナンスしたクラッチ回りに、加速回復!!! 
めちゃフロントアップ♪
だけど、クラッチのつなぎ始めが少しシビアな印象で、少しつなぎすぎるとボヨンボヨン
つながなくてもボヨンボヨン。
きちんと決まると、ゴリゴリ回ります。しかも切り返しも満足。
楽しんで走っていたら、Rタイヤが終わっていました。ずるずる。

ボヨン足は、とにかく乗っていてバイクが軽いし、楽しいし、気持ちいいし、怖い。
きっちり身体が入っていないと戻ってきてしまう傾向。
特にフルロックセクションで身体が少しでもバイクに遅れることを許さない。
果たしてどう出るか、翌週D杯開幕戦、気乗りしないままエントリー。

2013年3月10日日曜日

堕落の春

5時半から仕事して、なんとか昼前にFJR。
本日はJAGE練と重なっているが、悩んでこちらに。
結局前回の練習から2週間空けてるのがお粗末…。月に2回走行って、サンデーライダーかよorz


悪夢の安全運転広州海的コースだった事務茶屋杯で判明した「めちゃめちゃ切り返しが重い」問題点を、大幅なフロントの突き戻しと、伸び減衰抜き抜き方向で対策し(熊が)、なんとか普通のバイク的な切り返しスピードは得た。
あとはこのボヨンボヨン足と、フラット化したハンドルと2月に変更したフォームで、マトモに走れるのか。

練習前にメンテ事項
滑っているクラッチのパーツ発注が遅れて届かず、放置。
Fキャリパーをホニャララぶりに揉みだ。。。せなくて反省する。
スパークアレスターをフルパにしたら、音量駄目だとみんなに言われる。
シートを少し高くしたかったのでノーマルに戻してみたら、全然駄目方向だと判明。
フラットになったファットバーにピタガードをつける。幅が広いほうが正直走りやすいので、カットせず。クラッチとブレーキの位置で少々悩む。

とにかく切り返しスピードのチェックが必要なので、俺がコースを作らせて貰ったら超駄目出しをされて、それでも切り返しでタイムが左右されるコースを作成してもらう。

タイムは……パンダ30秒台でXR31秒台。
とりあえず
たぶん
悪くはない。

一次旋回は明らかによくなった。けど油断すると即フロントが破綻する。フルロックtoフルロックはかなりGOOD。だけどアクセルワークで切り返すタイミングがズレがち。
コースで走りこまないと身体に馴染まない…。
また車体感覚が狂って、テール付近がパイロンをかする。


そろそろ開幕戦らしい。
しゃんばりやK村さんにはかなり先に行かれた。というかK村さん、Bコースで冬路面で、俺のTYZM時代のベストを超えやがった。
努力を放棄しているので当たり前だけど、C1トップ勢にはとても絡めそうにない。

さーー
どうしよう(汗


2013年2月25日月曜日

走行記録(走らなすぎ。。。。。。


◆XR練習記録(4/21 納車)

1【4/28ZKR】
3時間 買ったまま足、切れ角規制、突き出し20mm変更 直パイ地獄 pas調整 (63秒? TYZMベスト58秒5のコースで)
2【4/29FJR】
昼からコース4時間 109% 減衰買ったまま オフセットがボヨボよ地獄 オイル・エレメント交換 Fしか動いてない指摘
3【5/06HTR】
初チーム練 昼から3時間 減衰全締め 109%
4【5/12MMR】
2時間、8本P56.7秒 前後減衰大幅検討
5【5/13JGR】
初公式 昼からコース3時間 セッティング情報収集 減速でリア高すぎる
6【5/20FJR】
昼から4時間8本P 1日走ってC1上位の3本目から0.6秒落ち シート高↓ 01RS化 リア減衰変更 ボディワーク指摘 そろそろRの160SC2が滑る
7【6/10CRP】
サスが上がって30分ぐらい試走 セッティング道具忘れ フルバンクできるタイヤじゃないとセットできないがヘッドが高いのは確実。
8【6/14CRP】
40分走行、サスペンションの仮セットを出す。
9【6/17FJR】
昼から4時間走行。614の仮セットのまま、超コテ系コースをアタック。指標108%? サス好印象。油&エレメント交換。120アンビと150SC1にて。
10【6/23ZKR】
昼から3時間走行。Bコース1本目が61秒9。すぐコースを作って、序盤よい。非常にフロントが転がる感じ。だけどすぐにA様B様はタイム上げてきて、結局仮想107%中盤。
11【6/24FJR】
やはり午後から3時間走行。序盤HNSM選手を抑えるも、タイヤ交換されたらあっさり。オーバルでミニのように体を落とし込むとぐいぐい曲がる。けどもっとブレーキングとボディワークでねじりこむことを覚えなければという指導。回転デカすぎて切れ角検討したくなる。乗り換え後の初プチ転倒喫する。
12【7/1HTR】
11時から15分×1、昼休みコース5本ぐらい、午後15分×1、派手に転倒して終了。リザルトはHNSM選手以外のC1は駆逐できたが仮想タイム比は107フラ付近で微妙すぎる。もっと開けてブレーキングの指摘多し。ミニの癖でノーブレーキで突っ込む癖が抜けないが、これではサスが動かない。
13【7/8関東事務茶屋杯】
プチ復帰戦。
ぶっつけ変更で、ファットバー&ハンドル高く、FマスターをCRF250R化、リアをFRP。KENTA工房にてワンオフステアリングロック規制ブロック作成(樹脂製でテスト)。150SC1新品投入
リザルトは痛恨のWMC。完全にコースウォークの集中力の問題。内容は遠回りMCで生タイムで1分44秒台なるも、クラストップは42秒台。表彰台上位は43秒台。お話にならん。
14
15
16【CRP×3】
維持練習のみ。HTRエントリーせず。
17【7/22FJR】
正午から夕方5時過ぎ。リアスプリングもしくはリンク比が、ダンピングで訂正不能域と判断。またもHNSM選手に大幅に食われ、仮想107%台。メンタルスイッチ入らず。これで競技者とはとてもいえない。
18【7/28ZKR】
オイル交換MOBILへ
タイヤずるずる事件
19【7/29DUNLOP杯第三戦】
タイヤ練習用のまま
回転のデカさに参りつつもC1シードクラス5位入賞
なぜ成績が出たのか分からない。
20【8/5JAGE練】
昼からまったり参加
高い路面温度に01RSより02R3Nのほうが安定するということで、急遽変更。ハーフバンクパーシャルの安定感悪い(転がらない)が、フルロック時によく転がるという矛盾したインプレ。
21【8/6JAGE杯第二戦】
リア新品SC1投入。フロント02R3N
ぶっつけで参戦。転がりすぎるタイヤに対応できず1ヒートは芝生アウトを喫し、2ヒートは回転でかすぎて安達セクションで超大回り&切り返し1回のロス。
だがリザルトはC1シードクラス3位入賞
なぜ成績が出たのか分からないorz
22【8/12】
フロントイニシャル、前後バランスとり、フットペグアップ加工
1時間程度GSEにてセッティング大幅変更走行
J杯使用の02R3Nのまま。リアは初回タイヤに戻し。
23【8/19HTR】
屁たれて昼から参加。コース走行5分程度でメンタル不調のため切り上げorz
24【8/23CRP】
舵角規制変更 15分走行
左フルロック時の左足に注意
25【8/26新潟ジムカーナスクール】
多田コロス
26【9/9HTR】
練習会で初の105%入り。スプロケを15/44→14/46に大幅ショート。舵角増量。
27【9/17RZR】
しゃんばりコロス
28【9/30FJR】
仕事が地獄過ぎて体フラフラ。HNSMコロス
29【10/8MMR11~15時】
フィジカル完全にアウト。片足立ちできない。ロングに戻してタイムが上がる。
30【10/9JAPAN】
雨のJAPAN。完全ロングに戻し、圧減衰伸び減衰ともに2クリック抜き。まるでグリップせず惨敗。バイクではなくライディングフォームに大きな問題がありと認識。リアSc1購入。大会落ちタイヤを練習に。
31【10/14FJR】
ウェット&ハーフウェット路面。FJOW選手によってフォームチェックとアドバイス。シートを削りまくり、着座位置変更。F圧減衰全抜き。Fタイヤ練習用に変更。そろそろ限界。オイル&エレメント交換。タイムアタックでPND選手と並ぶ。マグレであってほしくない(涙
32【10/21KNTKR】
WD選手とバトル。WD号とのあまりのハンドリングの差に、F5mm突き出し追加。ドライブショートに戻す(ドリブンそのまま)。さらに前後伸び減衰2クリ抜き(圧は前後全抜き)。最後の一本死ぬ気で回転したら1秒縮む。結局気合か!
33【11/18JAGE杯rd.3】
D最終戦欠場し、KNTKRから一ヶ月ぶりにぶっつけ本番。ステム周り軽量化、FタイヤWTNB選手から購入。1HEAT10ペナ。2HEAT5ペナでクラスタイム出せず(たられば生106%、クラス3位)。惨敗だけどめちゃ楽しかった。
34【11/24 ZKR】
ぴー選手に言われてリアの伸び減衰を抜き。Bコースが60.4秒(XRでのベスト) 発進冷えコケで靭帯伸ばす。ジムカーナ初怪我?
35【12/2 RZ忘年】
忘年大会で1ヒート頭から転倒。天候不順で即終了で肉三昧。
36【12/9 LLTR】
FJOW選手とタイムアタックバトルで顔面転倒大流血&勝利
37【1/26 ZKR】
練習しなすぎ。前回のフォーム変更で旋回性が足りないように感じ、新たにフォーム変更
38【1/27 FJR】
タイムアタックせずフォームチェック中心
39【2/10 関東事務茶屋杯12最終】
出る気全然なかった茶屋に出たら、最も苦手な切り返しマックスの安全運転講習会みたいなコース(涙 生109%、見逃しペナ多数。この切り返しの遅さはやはり課題。F17mm一気突き戻し。
40【2/23 ZKR】
ボリベア選手に切り返しがマシになる基本セットをしてもらい、そこから微調整。F伸び全抜き。リア圧2クリ抜き、伸び2クリ抜き。Fはついに圧伸共に全抜きになってしまったので、やはりリバルブが必要なので次回。ハンドル形状変更TYZM時代の反復練習の貯金がついに切れたように感じる。なんとBコース1本目63秒台。走りこんでも62秒台。61秒台が2本、ラストに集中して60.4出て、XRの自己ベストと同じところまで戻したが……色々足りなすぎる。
※2/24 トレルパで体幹練習丸一日、死ねる。
※2/25 庭のコンテナガレージで初整備。オイル交換フィルターなし。管理酷すぎる。ブログでメンテ記録みて心臓止まる。

2013年1月27日日曜日

ようやく今年が始まりました

12JAPANでのノーグリップ事件(?)からの経緯
リアショックが動いていないから容易に滑る
リアショックを動かすボディワークができていない
ポジション変更とフォーム変更でリアショックが動くように!
フォーム変更=上半身の先行ばかり優先してフロント一輪車状態→尻でまげて前を振り回す
連続でフロントからぶっ飛んで顔面崩壊
年末さぼり(汗

もはや課題も忘れる、昨年12月9日から今年1月20日までXR乗らないという状態から、何とか復帰するのが1月の目標。

1/20 【FJR】
久々すぎるのでとりあえずエンジンかけ、昨年最後の大転倒でゆがんだフロントの修正。
地味に8の字書き続ける。
HNSM選手と8の字バトルして参考にならない(C1シードでも8GP走りこんでない選手は遅い=8GP速くてもジムカーナでタイムが出るわけではない)
FJOW選手に8の字引っ張ってもらう。あっという間に車体感覚戻るも、すぐに息が上がるorz 運動不足甚だしい。
実質2時間程度走行で終了。

1/26 【ZKR】
昼からのんびり現れたらいきなりタイムアタック。全然回転決まらず、2本勝負でPちゃん50.4、HNSM選手52.3、俺選手53.0。PもHNSMさんもタイヤが糞で、俺はきちんとしたタイヤ。お話にならない。
主に最近ヤバすぎるPの回転を解析し、フォーム変更を決意(してたんだけど)。
フォーム変更の趣意
1・以前の上半身先行しまくり&車体に追いつかれない走りは、いい路面なら気持ちよい。あと見た目がかっこいい。
2・尻で曲げると早くから寝かして入り辛い。車体が先行してしまうか(変なリーンアウト気味)、センターに乗っていても車体の上で地蔵になってバイクだけ回っている感じがある。回転中にフロントタイヤの速度が一定(フロントタイヤの速度が上がるとバイクが人間に先行してしまう)。
3・尻で曲げつつ上半身を先行し続ければ、上半身が中に入りすぎてリアのグリップを失ったり、切り返しが遅れまくったりすることはないはず。
4・つまり、上半身を落とすのではなく3次元的に「捻り落とせ」ば両立するはず。

必要以上のボディワークをするのは、最近の競技ジムカーナの流行とは逆行しているのだけど、モタードのストロークの大きさと上半身の振り幅の自由度を最大限楽しむ、じゃなく活かすことを試したかった。

少し反復して、このコンセプトで走って50秒フラまで詰められた。Pは詰めて49.1だったと思うから悪くないはず。少なくともPの回転は現状Bシードの中でも抜きん出てるというか、大抵のA級より速いから、ほとんど回転でタイムが決まるレイアウトのコースでこの差なら悪くないと結論。

ただしPにXR試乗してもらって色々駄目だし。
ハンドル曲がりすぎ
クラッチ重すぎ
リア伸び速い(Pが遅い言うから抜いたのに!!)
あと車体の押し引きがT中兄選手のDrに比べて異様に重い。メンテ?

実質2時間走行

1/27 【FJR】
久々の土日練習だが、相変わらず昼から。嫁の体調優先なので。
アサイチ(ひるいち)でクラッチワイヤーメンテだけして、先日の改変フォームを身に着けるべく、ひたすら細々走りこみ、タイムアタックなし。
改変フォーム、FJOW選手からのインプレは
「理に敵ってるが、難しくない? あと細かい切り返しどうするの?」
ごもっとも…。フルロックtoフルロックのタイムロスをどうするのか。
簡単なのは「体幹を鍛える」なんだけど。
おいおい考えよう。

さらにとにかく同じフォームで色々なバイクにのって試してみたい。
ということで、FiとキャブのVTR、HNSM選手のDrに試乗させてもらう。
どの車両でもフォームは破綻しない。
でも気付いたこと
VTRのギャップ収縮性の良さ。はんぱない。
HNSM号が回転速い理由が分かったorz 

■課題
上半身のねじり先行ができるギリギリまで、切れ角減らすチャレンジをしてみること。

ようやく今年が始まりました。